放課後子ども教室の役割

放課後子ども教室が推進されてきたその発端は、子どもが安全の内に活動できる場を提供するという目的にあります。活動の拠点は住まいの地域になるため、こうした事業には地域の人々の協力が欠かせません。近隣の方々にも参画して頂き、子どもたちと共に学んだり、スポーツに興じたり、文化活動を体験したりすることが、当該教室の醍醐味と言えます。典型例は小学校との空き教室、校庭、体育館等ですが、その他の施設を借りることもあります。

子どもたちはこうした活動に参加することで、社会性や自主性を身に付けることができます。大人とも交流することは、子どものコミュニケーション能力を高める上でも大いに役立つことでしょう。地域にとっても域内のコミュニケーションが活性化され、それまで付き合いのなかった大人同士が子どものために協働することになるため、放課後子ども教室の運営に協力するところが増えています。

他方、放課後等デイサービス事業は色合いが異なります。この事業は元々障害児支援のあり方を抜本的に見直したことに端を発するため、行政が積極的に推進、関与しており、法的な位置づけもより明確になっています。特に卒業後の就労に障害児が苦労しないよう、専門家の見解も交えながら、教育界、福祉会、産業界の連携を図っています。障害児の家庭は往々にしてうまく機能していません。例えば保護者の経済的状況が芳しくない場合や、共働きで子育てが疎かになっている場合、仕事と養育との両立を支援するべく、放課後等デイサービス事業が活躍します。つまり子どもにとって、学校と家庭以外の居場所であると言えるのです。

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