デイサービス事業の要諦

放課後等デイサービスは放課後に支給されるサービスです。ですが、教育学的、福祉学的観点で対応することが大切です。障害児は学校教育のみで十分な知識を獲得したり、社会的スキルを身に付けたりすることができません。その状態を補完するのがデイサービスの役割なので、学校教育がそうであるように、デイサービスも子どもたちの人格形成に直結してしまうのです。

ただし、学校教育を真似るだけでも上手くいかないことは確かです。学校教育には障害の有無にかかわらず限界があります。それは学習時間帯、場所、人間関係が固定されていることに起因します。つまり実際の社会生活の縮小版とも言えない環境であり、学校以外の世界で訓練を積むことも、自立するためには重要なプロセスであると言えるのです。

放課後等デイサービス事業所はそうしたニーズに応え、学校よりもスケールの大きな学習環境を提供することが求められます。そうした新奇な環境に置かれると、子どもたちにチャレンジ精神が備わるようになるはずです。チャレンジ精神の伴った子どもが放課後に経験できることは、子ども自身が主役となって、地域で冒険することです。簡単に整理すると、学校ではアカデミックなスキルを身に付ける一方、地域ではソーシャルスキルを養うことができるのです。特に障害児は成人を前にして就職することもあるため、放課後等デイサービスで学ぶことが、数年後に役立つことも珍しくありません。

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