発達障害を語る一冊との出会い

先日、発達障害をもった著者が、自分自身のことを含め、「発達障害」について内側から綴った書籍に出会い、その心の内の純粋さや、ナイーブさに驚きました。皆さんは、発達障害について、興味深く考えた事はありますか?私自身は、人事のようにメディアなどで取り上げられる事柄を眺めていましたが、発達障害をもつ著者が、自分自身を語る勇気に、なぜか引き寄せられるようにその書籍を手に取りました。皆さんは、自分自身の行動や、性格を事細かく分析する勇気はありますでしょうか?自分自身に向かうという事は、思った以上に勇気と労力のいる事だと感じています。障害がある事で、発達障害をもつ人々は、傷つき、落ち込み、悩みを抱え、不安に過ごす時間が多いのだという事実を知りました。発達障害の人々の特性として、ハンドブックなどでは、「社会的なコミュニケーションが乏しい」「人の気持ちを理解しづらい」と、説明することは多いですが、健常者側も、発達障害の人々や障害のある人々の内面を想像するような事柄には乏しいのではないかと感じています。社会的な立場から、困惑している人々の立場に寄り添って物事を考えるという事は、日常生活を送る中では、なかなか出逢えるチャンスはありません。著者自身の発達障害について、書かれた書籍には、人として生きる上での忘れがちな事柄が、ちりばめられていました。根本的には、人間は、発達障害があろうが、なかろうが、悩むような事柄は似たり寄ったりです。ですが、発達障害をもつ人々は、より深く傷つき、より自分自身の生活をサポートしてくれる人々を必要としているのだと実感しました。そのようなサポートを必要としている人々がいるのだという事実を知らなかった私自身は、他人の気持ちを理解して、社会性をもった暮らしをしていたと言えるでしょうか?世の中には、たくさんの支援や援助を必要としている人々がいる事実があり、そのような事柄に目を向けさせてくれた、貴重な一冊となりました。

 

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